子供用の自転車やアシスト付き自転車、折り畳み自転車やマウンテンバイクなど、今は使っていない中古の自転車が倉庫に眠っている家も多いのではないでしょうか?
使用期間も短くまだまだ使える自転車は、「誰かに使ってほしいな~」と、思っている人も多いでしょう。
しかし、メルカリに自転車を出品するとなると、やっぱり気になるのが、配送や送料ですよね。
そこで今回は、自転車の発送方法や送料、また自転車を売るときならではの防犯登録や譲渡証明書についても説明していきますね。
メルカリで出品した自転車の発送方法や送料は?
直接引き渡しが一番おすすめ!
自転車は送料がとても高くついてしまいますので、直接引き渡しがおすすめです。
直接手渡しだと、梱包の手間もかかりませんし、意外と早く売れるんですよ。
出品の際、商品の説明欄に『直接引き渡し希望です。○○周辺でしたら受け渡し可能です。』と書いておくと良いでしょう。
詳しい受取場所や日時については、他の人にはわからないように、購入後の取引画面で相談するのがいいですね。
ヤマト便を利用する場合
自分で梱包しなくてはいけませんが、おそらくヤマト運輸の『ヤマト便』が自転車を送る発送方法では最安値となるでしょう。
ただし、1辺の長さは170cm・3辺合計200cmまで、重さは30kgまでとなっているので、自転車のサイズによっては無理かも知れませんね。
配送距離によっては、3000円前後で発送できる場合もあります。
大型らくらくメルカリ便を利用する場合
3辺の合計サイズが450cm以内で、配送不可エリアでなければ、大型らくらくメルカリ便で発送することができます。
自分で何もしなくても配送スタッフの人が梱包してくれるので、かなり楽なのですが、送料がかなり高いです。
26インチの自転車だと送料だけで15000円以上かかってしまうので、メルカリで普通の自転車を買うくらいなら、新しいものを買った方がいいでしょうね。
らくらく家財宅急便を利用する場合
らくらく家財宅急便は、大型らくらくメルカリ便と同じ『ヤマトホームコンビニエンス』の配送サービスになります。
料金は大型らくらくメルカリ便よりも更に高くなりますが、サービス不可地域は、大型らくらくメルカリ便よりも少ないです。
らくらくメルカリ便を利用する場合
折り畳み自転車やストライダー、タイヤを外すことができるスポーツ自転車などは、3辺が160㎝以内であれば、らくらくメルカリ便で発送することができます。
ただし、プチプチで巻いただけでは受け付けてもらえないので、きちんと箱に入れるか、箱で補強してから発送するようにしましょう。
集荷もしてもらえるので、大きい商品にはおすすめです。
佐川急便飛脚ラージサイズを利用する場合
佐川急便飛脚ラージサイズは、3辺が260cm以内、重さ50kgまでの荷物を発送することができます。
自転車など不定形品は運賃が2割増しとなりますが、段ボールできちんと梱包してあるものであれば、そのままの運賃が適用されます。
着払いでも送ることができるので、便利ですね。
西濃運輸のカンガルー自転車イベント便/輸送便を利用する場合
西濃運輸のカンガルー自転車イベント便/輸送便は、マウンテンバイクやロードバイクなど、スポーツタイプの自転車を発送するサービスなので、ママチャリや電動自転車は、発送することができません。
3辺の合計サイズが280cm未満で、重さ30kg以内の自転車に対応しています。
輸送箱に入れて梱包しなければなりませんが、レンタルすることもできるんですよ!
支払いは、クレジットカード決済のみになっていますので、ご注意くださいね。
シクロエクスプレスを利用する場合
シロエクスプレスもタイヤを外すことができる、スポーツタイプの自転車のみ対応しています。
3辺の合計サイズが260cm以内の自転車を発送することが可能で、
支払いは、クレジットカード決済・コンビニ決済・銀行振込が選べます。
自転車の防犯登録を解除する方法や、譲渡証明書の作り方は?
メルカリやヤフオクなどで自転車を売る場合には、防犯登録を解除したり、譲渡証明書を作ることが必要になってきますので、今から説明していきますね。
自転車の防犯登録の抹消方法は?
自転車を売る時には、防犯登録を抹消しておかないと、購入した人が防犯登録できなくなってしまいます。
また、盗難車と間違えられた時には、とても面倒なことになりますので、自転車を発送する前までに、きちんと責任を持って防犯登録を抹消しておきましょう。
自転車の防犯登録は、防犯登録のシールを剥がしただけでは抹消されないので、自転車を販売している店舗(サイクリングショップ・ホームセンターなど)で行うのが一般的ですが、警察署で受付してくれるところもあります。
持って行くものは、防犯登録カード・自転車本体・現住所を確認できる身分証明書で、費用も無料~数百円とバラつきがあります。
地域によっていろいろと違うので、防犯登録を抹消しに行く前に、一度、持って行くものや費用を聞いておいた方がスムーズにいくでしょう。
自転車の譲渡証明書の作り方は?
自転車の『譲渡証明書』は、防犯登録を解除していれば必要ない場合もありますが、たいした手間はかからないので、できれば一緒に送っておく方が安心です。
決まったフォームはなく、手書きで作っても大丈夫です。
インターネットでフォーマットみつけて印刷すると簡単にできますよ。
メルカリで売れた自転車の梱包方法は?
普段、自転車を梱包する機会もあまりないですし、形状も独特なので、自転車を梱包するのはとても難しいです。
できれば、梱包をしてくれる業者に頼むのがいいですが、配送料金を抑えたいという場合には、下記の手順で梱包してみてください。
1.タイヤ・サドル・ペダル・ハンドルなどを外すことができる自転車であれば、分解して小さくします。(ただし、購入者が組み立てできる場合のみ)
2.ホームセンターやインターネットで購入したプチプチに包みます。
自転車は大きいので、大きめのサイズのプチプチが必要で、それなりの量も使います。
傷がついたら困るところは、特にしっかりと梱包するようにしましょう。
3.水漏れ防止のビニールをします。
4.自転車は箱に入れた方がいいですが、自転車を梱包する箱は購入すると高いので、自転車屋さんで無料でくれるところを探すか、箱のレンタルがある配送業者だと借りた方が安くすみます。
5.ダンボールの中で自転車が動いてしまうのを防ぐために、隙間には新聞紙などを入れて固定するようにしましょう。
メルカリで自転車を売る時の注意点
自転車の送料着払いはやめた方がいい
自転車のような大型商品を着払いできる業者は、佐川急便の飛脚ラージサイズくらいしかありません。
普通に発送しても送料が高い自転車ですが、着払いにすると更に料金が高くなりますので、事前に購入者と以下のことをきちんと話し合っておきましょう。
- どのような方法で発送するか?
- 配送料金はどれくらいかかるのか?
- 返品になると困るので、傷などがある場合は詳しく説明しておく
もし、受け取り拒否されると、往復の送料を出品者が負担することになります。
バッテリー付きの電動アシスト自転車は発送が難しい
バッテリー付きの電動アシスト自転車は、バッテリーが発火の恐れがあるということで、自転車本体と同梱できない場合が多いです。
例えば、メルカリ便を利用する場合であれば、自転車本体を大型らくらくメルカリ便で送り、バッテリーのみを普通のらくらくメルカリ便で発送するような感じになります。
ヤマト運輸で、自転車本体とバッテリーを同梱できるサービスがありますが、とても高額な料金になっていますので、その金額を出してまで発送するのは現実的ではないかな。と思います。
さいごに
いかがだったでしょうか?
メルカリヤフーオークションなどで自転車を売る場合の送料は、思った以上に高いですね。
マウンテンバイクやロードバイクなど、もともと自転車本体の値段が高く、パーツを外せるスポーツタイプの自転車以外は、直接引き取りがいいでしょう。
ママチャリや子供の自転車などは、送料に1万円以上かかるなら、新品をインターネットで探す人の方が多いと思います。
あまり使っていない子供用自転車は、近所の子供に譲るのもいいかも知れませんね。