先日、『メルカリの本人確認で3ヶ月ほど利用制限されている。その間に30万円ほどあった売上金の振込申請期限が過ぎて、失効してしまった。』というTwitterでのつぶやきが拡散されて、大きな話題となっていました。
本来、『自分のお金である売上金が失効してしまった』と言うつぶやきは、メルカリユーザーなら、不安を抱かずにはいられないでしょう。
金額にもよりますが、コツコツ貯めた売上金が無くなってしまうのかと思うと、気が気ではないですよね。
メルカリの本人確認の強化は今後も行われるとのことなので、誰でもひっかかる可能性はあります。
そこで今回は、メルカリの本人確認で利用制限された場合、売上金はどうなるのか?なぜ本人確認が強化されたのか?などについて調べてみました!
メルカリの本人確認期間中は利用制限される?
メルカリで本人確認の対象者に選ばれた場合、何の前触れもなく突然出品が止まり、取引中の商品は強制的に『公開停止』となります。
この時、出品も購入もできない利用制限がかかった状態となります。
しばらくすると、本人確認書類の提出のお知らせが来ますので、書いてあることに沿って、必要書類を提出してください。
利用制限されている間に、いろいろ他のボタンを触ったりしていると、おかしくなって、また審査が振り出しに・・・となっている方もいますので、本人確認書類を提出したら、何も触らず事務局側からの解除を待ちましょう。
ちなみに、利用制限で『公開停止中』となっていていた出品物は、解除されると公開できるようになります。
メルカリの利用制限中は売上金はどうなる?
メルカリで本人確認の対象者となると、書類を提出して問題がないと判断されるまで利用制限がかかってしまいます。
早い人では数日~長い人は3ヶ月も利用制限がかかるので、メルカリユーザーとしては、売上金はどうなるのか?が一番気になりますよね。
結論としては、普通に家の不用品販売していれば『売上金がなくなることはありません!』
本人確認をして問題がなく、利用制限が解除になったら、振込申請ができます。
仮に、利用制限中に売上金の振込申請期限が過ぎて失効してしまっても、没収されることはなく、ちゃんと戻ってきますよ。
「利用制限中に売上金の申請が過ぎてしまった」とTwitterでつぶやいていた方も、本人確認後に補填したことをメルカリ側が発表しています。
しかし、メルカリの利用制限中は売上金を引き出すことはできません。
利用制限期間が長引いた場合、売上金を引き出すことができないと困るという方は、あまり貯め込まずにこまめに振込申請をした方がいいですね。
メルカリの売上金は1万円以上だと手数料がかからないので、1万円貯まったタイミングで振込申請するのがおすすめです。
メルカリで本人確認が強化された理由とは?
メルカリでは以前、それほど本人確認を求められるようなことはなかったのですが、2018年8月頃から本人確認の強化が行われ、書類の提出を求められる人が増えています。
では、なぜいきなりメルカリで本人確認が強化されてきたのでしょうか?
『盗難品』『模倣品』『出品禁止物』などが増えてきたので、ユーザーに安心して使ってもらうため、メルカリの巡回や通報により取り締まっているんですね。
それではひとつずつ見ていきましょう。
盗難品の出品
本や化粧品を万引きしてメルカリに出品する人もいて、過去には逮捕者もでています。
特に『新品未開封の同じ商品を出品』したり『同じカテゴリーの商品を多数出品』すると、不正入手した盗難品と疑われ、本人確認書類が求められるようです。
模倣品(偽ブランド品)の出品
ブランド物のバッグや財布もそうですが、最近は『Supreme(シュープリーム)』とのコラボ商品はかなり人気なので、海外で模倣品が作られているようです。
おかしな日本語で出品されているものなどは、特に気をつけた方がいいですね。
出品禁止物などの出品
商品券や株主優待券、サプリメント、消費期限が到着後1週間以内に切れる食品など・・・知らなかったらつい出品してしまいそうなものも、メルカリで出品禁止物になっていることがあります。
ガイドラインをよく読んで、出品禁止物をきちんと確認しましょう。
メルカリの本人確認で必要な書類は?
メルカリは銀行並に本人確認が厳しいですので、『運転免許証』や『住民基本台帳カード(顔写真つき)』を提出するのが良いでしょう。
顔写真のない『健康保険証』や『年金手帳』などは、2点必要となります。
1回で通らずに何度も書類申請している人もいますが、そんな方はだいたい、『郵便物』や『領収書』、『学生証』など信用性の低いものを提出している人が多いようです。
最初にそういうものを提出してしまうと「怪しいのでは?」と更に疑われ、審査が長引く原因となってしまいます。
特に問題がないのであれば、『運転免許証』か、運転免許証がない学生さんなどは『顔写真つきの住民基本台帳カード』がおすすめです。
書類提出の際には下記のことにも気をつけましょう。
- 住所・氏名・生年月日は最初メルカリに登録した時と同じもの(※結婚・引っ越しがあった人は注意)
- 書類全体や文字がはっきりわかるように表面・裏面を撮影
- 有効期限内のもの
メルカリの本人確認書類提出のやり方は?
本人認書類の提出は専用フォームから、手続きすることになります。
この時、アプリが最新のものにバージョンアップされていないと、画像を送信できないこともありますので、上手くできない場合は確認してみて下さいね。
また、メルカリは電話での問い合わせができませんので、何かあった場合にはアプリ内の『お問い合わせ』よりお尋ねしてみて下さいね。
その時、今回の『違反内容』や『利用制限期間』などを聞いても答えてはくれず、定型文が返ってくるだけですので、おとなしく解除を待ちましょう。
『やることリスト』または『出品ボタン』から本人確認書類を提出する場合
メルカリアプリ内の『やることリスト⇒本人確認書類を提出してください⇒個人情報の取り扱いについて⇒同意⇒確認書類のアップロード』となります。
『出品ボタン』からも同じ要領となります。
お問い合わせから事務局に本人書類を提出する場合
『やることリスト』や『出品ボタン』で書類のアップロードができなかった場合には、『サイドメニュー⇒お問い合わせ⇒お問い合わせ項目を選ぶ⇒アプリの使い方やその他⇒本人確認について⇒お問い合わせをする』でOKです。
この時、カメラのマークを押すとそのまま写真が撮れ、4枚までアップロードすることができます。
さいごに
いかがだったでしょうか?
安心安全な取引のために、今後も本人確認は行われるようなので、誰がいつ行われてもおかしくないですね。
とは言え、特に違反行為をしていないのであれば、本人確認書類を提出すると、またすぐに利用できるようになりますので、そんなに心配することはないかと思います。
いきなりメルカリから利用制限の通知がきても、慌てずに対処しましょうね。