メルカリをはじめたばかりの頃には、出品する商品の値段をどうやってつけたらいいのか悩むと思います。
もちろん自由につけていいのですが、あまりに高めの設定だとなかなか売れないですし、もっと高く売れたはずのものを安く設定してしまって損をすることもあります。
ですので、やっぱり相場をきちんと把握して出品するのをおすすめします。
最初はちょっと難しいですが、慣れてくると値段のつけ方も自然とわかってきますよ。
今回はメルカリでの値段のつけ方のコツや、よく目にするゾロ目の値段設定の秘密、値段を間違えてしまった場合に取引をキャンセルできるかなどについても説明していきますね!
メルカリ出品の価格設定の目安は?
メルカリ出品する時の価格設定の目安は、ガイドによると下記のようになっています。
- 新品未使用・・・定価の60~80%
- 目立った汚れがない・・・定価の30~60%
- 使用感や汚れがある・・・定価の20~40%
かなりざっくりした考え方ですし、もともと定価なんて覚えてないことが多いですよね。
もともと安い商品などは定価の20%くらいでは、送料を差し引くと売上金がまったく手元に残らないか損をしてしまうこともあるでしょう。
そんな時は、誰かにあげたりリサイクルするか、廃棄した方がいいかも知れませんね。
ちなみに、メルカリでの最低出品価格は300円になっています。
でも、思わぬ商品が高値で売れたりしていることもあるので、一度、メルカリ内の相場を確認してみてくださいね。
メルカリの価格設定の仕方は?
メルカリでは送料込みの値段で出品されていることが多いので、『手元に残したい売上金+送料+メルカリ手数料10%』で値段設定をします。
計算式にしてみると、『(手元に残したい売上金+送料)×1.11=出品金額』となります。
メルカリ出品をはじめるとよくわかるのですが、送料って結構高いんですよね。
基本的には最安値の発送方法で考えるようにしてみて下さいね。
手元に残る売上金は、あまりに多く見積もってしまうと、なかなか売れなくなってしまいます。
そこで、メルカリで商品を出品する際には、自分が出品する商品と同じものや似たものをメルカリ内で検索して、売切れになってる商品の値段で相場を判断します。
値段設定のやり方は簡単なので、一緒にやってみましょう!
1.出品したい商品名を入れて、右上の『絞り込み』をタップします。
2.一番下にある『販売状況』をタップします。
3.『売り切れ』にチェックを入れ、『決定』をタップします。
4.右下の『完了』をタップします。
5.すると、売り切れになったものばかりが、一覧ででてきます。
この絵本の場合、450円~1150円までとバラつきがありますが、本の状態など手持ちのものと比較してみて、値段を設定してみましょう。
450円だとすぐに売り切れると思いますよ。
こんな感じで、出品する商品のメルカリでの値段の相場を見てみてくださいね!
メルカリの価格設定のコツは?
最近売れた値段を参考にする
洋服などであれば、売る季節や状態によっても値段が変わってきます。
CDや雑誌・本、ゲームなどは発売されてすぐだと定価近くの値段で取引されているものもありますし、逆に廃版品などは発売からの時間が経つほど高値になっていることもあります。
直近でどのくらいの金額で売れているかを確認するのが大切です。
希望金額よりちょっと高い値段に設定しておく
メルカリでは、「欲しい商品があったら、とりあえず値引き交渉してみよう」みたいな感じで、当たり前のようにコメント欄やオファーで値引き依頼があります。
その時、50円や100円でもいいので気持ち値引きすると、購入率がアップします。
ですので、値引きされることを前提に、希望金額よりちょっと高めの値段で出品しましょう。
どうしても値引き対応できない商品は、プロフィール欄や商品説明文に『お値下げ対応できません』と記載しておきましょう。
書いていても、言ってくる人もいますけどね。
徐々に値段を下げてみる
早く売りたい時には相場よりもちょっと安めにしておいて、売れ残っても構わないような商品はちょっと強気の値段でもいいと思います。
『いいね』が全くつかなかったり、『いいね』はたくさん来るけどなかなか売れないのであれば、適正価格ではないことが多いので、様子をみてからちょっとずつ下げてもいいでしょう。
出品価格の10%ほど値引きして価格変更すると、再出品しなくても上位表示されるので、多くのユーザーの目にもとまりますよ。
価格設定の変更は、『商品の編集』から簡単にできます。
ゾロ目の値段設定が多い理由は?
メルカリで商品を見ているとよく目にするのが、『999円』や『1999円』などという半端な数字です。
最初は単に、ぞろ目が好きなだけかな?なんて思っていましたが、ちゃんとした理由があるんですよ。
1000円で出品されている商品と、999円で出品されている商品を見てみると、手数料10%を引かれた後の売上金は同じ金額になるんですよね。
- 1000円-100円=900円
- 999円-99円=900円
購入者からすると安く感じますし、よく目につきやすくもなりますよね!
せっかく買ってもらうなら、1円でも安く購入して欲しいという出品者の気遣いでもあります。
また、末尾をぞろ目にすることによって、手元に入ってくる金額が中途半端な金額にならないのもいいですね。
例えば、1980円と1999円を比べてみましょう。
- 1980円-198円=1782円
- 1999円-199円=1800円
ぞろ目の方が端数がすっきりしていて、売上金を管理しやすい感じがしますね。
ぞろ目は出品者にとっても購入者にとっても良いことが多いので、積極的に使ってみるといいと思いますよ。
メルカリ出品で値段を間違えたらキャンセルできる?
メルカリでは、30000円で出品するはずだった商品を、1桁間違えて3000円で出品してしまって、気づいた時にはもう売り切れてしまっていた・・・なんてこともよくあるようです。
もしも金額を間違えて入力した商品が売れてしまったとしたら、まずは購入者にお詫びしてキャンセルしてもらえないかいどうか交渉してみましょう。
購入者の同意があれば、取引をキャンセルすることができます。
購入者がキャンセルしないと言った場合には、基本的には出品者は商品を発送しなければいけません。
しかし、価格設定が相場と比べるとかなり違い、出品直後の購入で修正する時間がなかった場合などは、メルカリ事務局に問い合わせすると、キャンセル扱いになることもあります。
ですので、購入者がキャンセルに応じてくれない時には、ダメ元でもメルカリ事務局に問い合わせしてみましょう。
高額商品を出品する際には、特に注意して金額を入れるようにしましょうね。
さいごに
いかがだったでしょうか?
メルカリでは、相場をよく知らない人や、不用品を早く処分したいために相場とは関係なしに安く売る人など、明らかにおかしい値段設定でお得に購入できることもよくあります。
「それがメルカリの面白さかな~。」と思います。
正しく値段設定をしていれば、そのうちちゃんと売れていきますので、頑張って出品してみて下さいね!