メルカリで商品を売っていると、よく「同梱してもらっていいので、値引きできませんか?」とコメント欄で依頼されることがあります。
同梱することで、出品者にも購入者にもどちらにも下記のようなメリットがあります。
- 出品者⇒たくさんの商品が売れる・発送や梱包の手間がかからない
- 購入者⇒送料分値引きしてもらえる・コンビニやATM払いなどの手数料が1度で済む
メリットもたくさんあるのですが、メルカリ便での同梱発送はルール違反となることもあります。
そこで今回は、メルカリで商品を同梱発送する時のやり方や、注意点などについて説明しますね。
商品を購入する前に同梱を希望された場合
商品が売れる前にコメント欄に複数商品の購入希望があった場合です。
まとめると送料分が安くなることが多いので、商品の合計金額から気持ち程度の値引きをして、「これくらいでどうですか?」と提案してみましょう。
金額が決まったら、商品ページをひとつにまとめましょう。
商品をまとめるには、『一方の商品ページを同梱に変更する方法』と『新しく商品ぺージを作り直す方法』2つの方法があります。
一方の商品ページを同梱に変更する方法
一方の商品画像・タイトル・説明文・値段を同梱した場合のものに変更する方法です。
できるだけ購入希望者がわかりやすいように、コメントがついている方を同梱ページに変更することをおすすめします。
まず、はじめに、もう一方の商品は、他の人に購入されないように公開停止にします。
確認用として、画像をそのまま残しておくため、金額欄に『999,999円』としてそのまま出品している人もいますが、ペナルティ対象となるのでおすすめしません。
基本的には、画像などもすべて差し替えるのが理想的ですが、外出先などで写真の差し替えに時間がかかりそうな時には、商品タイトルと説明文・金額のみ変更することもあります。
同梱した場合には、コメント欄に「おまとめさせていただきました。内容にお間違えがなければ、ご購入お願いいたします。」と、トラブルを防ぐためにも、購入者にもきちんと内容を確認してもらうようにしましょう。
この時、専用出品ページを作った方がわかりやすいのですが、専用ページはメルカリで推奨されているものではありません。
新しく商品ページを作り直す方法
今までの商品ページとは別に、新しく商品ページを作り直す場合には、事前に購入希望者に商品ページを新しく作り直すことをコメント欄で伝えておきましょう。
また、出品者の別の商品に『いいね!』をしてもらうか、フォローしてもらうようにしておかないと、購入希望者が迷子になってしまうことがあるので、要注意です。
新たに商品ページを作り直すのは面倒ですし、購入希望者にもわかりにくいので、『一方の商品ページを同梱に変更する方法』をおすすめします!
商品が売れた後に同梱を希望された場合
メルカリ便を利用する場合
『らくらくメルカリ便』や『ゆうゆうメルカリ便』を利用する場合、商品が別購入されたり追加購入された後に、同梱を希望されたとしても、『取引ごとに発送すること』となっているので、同梱発送は違反行為です。
2つの商品ともメルカリ便を選択していた場合、1つの商品だけメルカリ便のQRコードを使って発送し、もう1個の商品はメルカリ便以外の『未定』などの発送方法を選んで、発送通知だけ送ることもできます。
「送料が商品1個分浮くから、同梱しよう!」と思う人もいるかもしれません。
しかし、『受取評価されない』『商品が届かない』などのトラブルがあったとしても、架空発送の商品は発送した証明ができず、メルカリのサポートや補償を受けることができません。
トラブルがあったからと言って、メルカリ事務局に問い合わせをしたら、ペナルティを受けることもあります。
ですので、別々に購入されたのであれば、別々に送りましょう。
購入者には、商品が別々に届くことを、ちゃんと伝えておきましょうね。
もし、商品が売れた後にどうしても同梱発送したいというのであれば、双方で話し合って、いったん取引をすべてキャンセルし、出品者にひとつにまとめて再出品してもらうと同梱することはできます。
ただ、キャンセルもあまりやりすぎると、メルカリのペナルティ対象になってしまうので、注意しましょう。
普通郵便・定形外・着払いの場合
メルカリ便以外の普通郵便や定形外、クリックポスト、着払いなどの発送方法で同梱することは、メルカリでは禁止されていません。
商品をまとめて梱包して、発送通知をそれぞれ押せばOKです!
うっかり入れ忘れしないように注意しましょう。
着払いと送料込みの商品を同梱する場合には、送料の負担を事前に双方でしっかりと話し合っておきましょう。
さいごに
いかがだったでしょうか?
同梱はメリットもたくさんあるので、積極的にやっていきたいですね!
『別々に購入されてメルカリ便を利用する時』のみ同梱はできませんので、注意しましょうね。
今まで、メルカリ便で同梱してしまっていたという人もいると思いますので、今後は気をつけるようにしましょう。