メルカリには、現金で後払いできる『月イチ払い』のシステムがあります。
購入者が支払いをするまで、メルカリがお金を立て替えてくれるので、購入者にも出品者にもメリットがあるんですよ。
- 購入者はお金がなくても購入でき、その都度コンビニやATMに支払いにいかなくてよい
- クレジットカード払いと同様に、購入と同時に発送依頼の通知がいくので、出品者はすぐに発送することができる
そこで今回は、メルカリ月イチ払いの限度額や支払い方法、滞納した場合はどうなるのかなどを詳しくご紹介します。
メルカリ月イチ払いの限度額は?
『メルカリ月イチ払い』は、いくら使ってもいい訳ではなく、現在『5千円・1万円・最大2万円』の3種類の限度額があります。
利用可能な金額は『5千円・1万円・2万円・最大5万円』の4種類に変更になっています。(2019年1月現在)
上限金額の確認方法は、サイドメニューの『設定⇒売上・ポイント・クーポン⇒メルカリ月イチ払い』を選ぶと自分の利用上限金額がわかります。
利用可能金額の上限はメルカリ事務局がアカウント別に審査して決めているので、ユーザー自身で金額を上げたり、変更することはできません。
上限額は変動することがあるようですが、新規登録者や未成年(18歳以上)は、5000円が多いようです。
利用限度額の考え方としては、例えば、10000円が上限の人は、今月『メルカリ月イチ払い』で7000円使ったとしたら、翌月は支払いが終わるまで『メルカリ月イチ払い』は3000円までの利用しかできません。
支払いをすると上限がリセットされるので、また10000円利用することができます。
ですので、支払い猶予期間は翌月1カ月間ありますが、最長まで伸ばすと、実際には2ヶ月で上限10000円しか使えないことになりますね。
商品を購入する時に、利用可能金額の残額が足りない場合には、売上金をポイントに換えて併用して購入することはできますが、クレジットカードやキャリア決済、コンビニ/ATM支払いなど現金との併用はできません。
また、支払限度額を超えてしまった場合には、他での支払い方法で商品を購入することができます。
メルカリ月一払いが選択できない時は?
『メルカリ月イチ払い』は、現在、一部の対象者のみ使用可能なサービスとなっていますので、商品購入手続き画面の『支払い方法』で『メルカリ月イチ払い』の表示がない場合には、使えないこととなっています。
利用できる対象者の条件や審査は非公表ですが、取引数・評価・決済・ペナルティー・キャンセル回数・年齢など、過去の利用実績によるものが大きいようです。
順次サービスを拡大予定とのことなので、今は使えない方でも、今後利用できるようになるかも知れませんね。
メルカリ事務局より個別メッセージでお知らせ通知が来たら、『メルカリ月イチ払い』を利用することができますよ。
また、18歳未満の人は『メルカリ月イチ払い』は使えないようになっています。
以前は、18歳未満でも大丈夫だったんですが、親からクレームなどが出たんでしょうね。
ZOZOTOWNのツケ払いも未成年の利用が問題になっていますし、子供に月イチ払いさせるのはあまり良いことではないので、当然かもしれませんね。
メルカリの月イチ払いとは?
『メルカリ月イチ払い』とは、メルカリで購入した商品を翌月にまとめて支払いできるサービスです。
購入したい時に手元にお金がなくても、お給料の後やお金が入った時に支払いをすることができるので、欲しいものが買えてしまうシステムなんですね。
月末締めで翌月末までに支払えばいいので、例えば6月に購入したものは、7月1日~7月末までに支払いといったスケジュールになります。
月初めに買い物をした場合、最長2カ月も支払い猶予があることになるんですね。
支払いも翌月1か月間であればのいつでもOKなので、とっても便利です!
支払い期間になると、メルカリ事務局からメッセージが届きます(請求書は届きません)ので、「うっかり忘れていた!」ということもなさそうです。
ちなみに、購入時に『メルカリ月イチ払い』を選択している場合、急にその月に支払いをしたくなったとしても変更できず、翌月にしか支払うことができません。
また、クレジットカードのように分割払いすることもできません。
メルカリ月イチ払いのやり方は?
『メルカリ月イチ払い』特に手続きする必要はなく、購入時に支払い方法で『メルカリ月イチ払い』を選ぶだけです。
下の方に、手数料を含んだ支払金額と、支払い期限がきちんと書かれてあるので、わかりやすいですね。
メルカリ月イチ払いの支払い方法は売上金でもOK!
『メルカリ月イチ払い』にすると、商品を購入後にすぐ支払いの案内が来ると思っている方が多いようですが、月末で締めた後の支払期間しか通知はきません。
通知がきた後に、『コンビニ・ATM払い』と『口座振替』を選択することができます。
コンビニ・ATM払いと口座振替をする際、別途手数料はかかりません。
(※商品を購入した際には1回の購入につき、100円の手数料がかかります。)
また、ポイントは利用できないので、現金か売上金で支払うことになります。
コンビニ・ATM払いの手順
コンビニ払い
サイドメニューの『設定⇒メルカリ月イチ払い⇒支払い方法⇒コンビニ払い⇒支払いするコンビニ/ATMを選択⇒お客様番号が発行される⇒支払い』でOKです。
『支払いするコンビニ』の欄にないコンビニでは支払いができませんので、この場合、対応できるコンビニで支払しましょう。
また、支払いをするコンビニ/ATM払いを選択して、『お客様番号』が発行されると、支払い方法を変更することはできません。
しかし、『お客様番号』を発行した後、支払いせずに放置していると、お客様番号の有効期限が切れてしまうことがあります。
その場合には、『お客様番号』を再発行すれば支払いすることができます。
お客様番号の再発行手順は、サイドメニューの『設定⇒メルカリ月イチ払い⇒お客様番号を再発行をする』で大丈夫です。
ちなみに、nanacoなどの電子マネーで支払うことはできません。
ATM払い
ATMでの支払いは、Pay-easy(ペイジー)対応の銀行ならどこでもできます。
ゆうちょ銀行も大丈夫です。
サイドメニューの『設定⇒メルカリ月イチ払い⇒支払い方法⇒コンビニ払い⇒支払いするコンビニ/ATMを選択⇒収納機関番号・お客様番号・確認番号が発行される⇒支払い』でOKです。
支払いの際には、まず、ATMで『ペイジー』か、『税金・料金払い込み』のボタンを押して、メルカリで発行された『収納機関番号・お客様番号・確認番号』を入力しましょう。
口座振替の手順
口座振替の場合、事前に銀行口座の登録が必要となります。
サイドメニューの『設定⇒メルカリ月イチ払い⇒支払い方法⇒口座振替⇒必要事項を登録』でOKです。
毎月10日に振替申請の締め日があり、27日に指定口座から引き落としされます。
毎月10日までの間であれば、コンビニ・ATM払いに変更することもできますが、10日の締め日を過ぎるとその月は口座振替しかできません。
売上金払いの手順
『メルカリ月イチ払い』は売上金で支払うこともできるので、『買い物は売上金のあるぶんだけ』と決めておくと、コンビニやATMに行くことなく、支払いをすることができます。
サイドメニューの『設定⇒メルカリ月イチ払い⇒支払い方法⇒コンビニ払い⇒支払いするコンビニ/ATMを選択(ここで売上金払いがでてきます!)⇒支払い』でOKです。
『支払いするATM/コンビニを選択』の画面までいかないと、売上金払いは選択できないので、ご注意くださいね!
メルカリ月イチ払いの手数料は毎回かかる?
『メルカリ月イチ払い』の手数料は、毎回かかります。
1回の購入につき100円なので、たくさん購入すると、手数料だけでも結構な金額になりますね。
とは言え、もともとコンビニ・ATM払いを選択していた人は、1回の購入につき100円かかるので、同じことなんですよね。
コンビニやATMに支払いに行く手間が省ける分、メルカリで買い物しやすくなりますよね。
メルカリ月イチ払いを滞納するとどうなる?
メルカリ月イチ払いの払い込み期限を過ぎると、コンビニ・ATMからの支払いができなくなります。
支払いを忘れていた場合には、すぐにメルカリ事務局に問い合わせしましょう。
メルカリ月一払いを滞納すると、このようなペナルティーがあります。
- メルカリの機能が使えなくなる
- 支払いが済むまで月イチ払いが利用できない
- 未払金の回収を債権回収会社に頼む場合がある
- 未払金に対して年14.6%の延滞金が課される
- 売上金がある場合、相殺される
万が一、手元に現金がなくて支払いが遅れる場合にも、メルカリ事務局に一報入れるのはマナーなので、連絡は入れるようにしましょうね。
結局、クレジットカード払いが一番お得!
いかがだったでしょうか?
結局、手数料がかからず、分割払いもでき、ポイントも貯まるクレジットカード払いが一番お得なのですが、中にはカードを持ちたくない方もいるでしょう。
『メルカリ月イチ払い』は、購入の際、いつもコンビニ・ATM払いを利用している方にとっては、とても便利なシステムですよね!
出品者にとっても、取引がスムーズになります。
しかし、お金が手元にないのに、ついつい買い物をし過ぎてしまうかも知れないので、計画的に買い物するようにしましょう。