メルカリで領収書の発行を希望された時の断り方は?取引キャンセルできる?

スポンサーリンク
スポンサーリンク
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

メルカリで商品を販売していると、たまに「領収書を発行してもらえませんか?」と購入者から言われることがあります。

家の中の不用品を販売している人がほとんどですので、領収書を請求されるとびっくりしちゃいますよね。

個人間の取引なのに、「なぜ領収書を発行しないといけないの?」と思うでしょう。

しかし、会社の備品をメルカリで買ったので、領収書が欲しいと言う人も中にはいるようです。

民法上は、フリマアプリであっても、購入者から領収書の発行を求められた場合には、出品者は領収書の発行義務がありますが、メルカリでは、ほとんどの出品者が領収書の発行を断っています。

そこで今回は、メルカリで領収書を求められた時の断り方や、領収書を発行できない場合に取引はキャンセルできるのか?また、領収書を書くとしたらどのように書けばよいのか?などを説明したいと思います。

スポンサーリンク

メルカリで領収書の発行を希望された場合の断り方は?

メルカリで領収書の発行を求められた場合は、いくつか断り方がありますので、ひとつずつ説明していきますね。

メルカリの規約上、領収書は発行されない

メルカリの規約には、『領収書は発行しないものとする』と記載があります。

メルカリのシステム上、購入者はメルカリに対して支払いをしているのであって、出品者に支払いをしている訳ではありません。

ですので、領収書が必要であれば、メルカリが発行しなくてはいけないことになるのです。

領収書は、商品とお金を交換してはじめて発行できるものです。

しかし、出品者が商品を発送する際には、商品の代金は出品者の手元にあるわけではなく、キャンセルになる可能性もあるので、商品と一緒に領収書を発行することはできないのです。

購入者の支払額と出品者の受取額に相違がある

メルカリでは商品を販売すると、10%の手数料が引かれるので、購入者の支払額と出品者の受取額に相違がでてきてしまうので、出品者は領収書を書きようがないのです。

また、売上金やポイントを使用した場合には、現金の受け渡しがないので、領収書は発行できません。

匿名発送なので、個人情報を開示したくない

メルカリでは、お互いの住所や名前などを知られたくないために、『らくらくメルカリ便』や『ゆうゆうメルカリ便』を使って、匿名発送している人も多いです。

しかし、領収書はメルカリのニックネームで発行するわけにもいかず、出品者は、住所・氏名・捺印しなくてはいけません。

匿名発送の意味がなくなり、個人情報を開示できないとの理由で断ってもいいでしょう。

領収書の代わりにクレジット明細でもOK!

クレジット払いの場合にはクレジットカードの利用明細、コンビニ払いの時はレシートを領収書代わりとみなします。

もし、出品者が領収書を発行すると二重発行になってしまうので、備考欄に『クレジットカードで支払い』と記入するようにしましょう。

領収書は信書扱いなので、送るのが面倒

領収書は信書扱いになるので、ヤマト運輸では送ることができません。

また、日本郵便でも、ゆうゆうメルカリ便で送れる『ゆうパケット』や『ゆうパック』は対応しておらず、定型郵便・定形外郵便・レターパックなどで送ることになります。

着払いで信書を送れる方法がないので、『領収書を送る際の送料はどうするのか?』という問題もでてきます。

メルカリで領収書の発行を求められたら、キャンセルできる?

商品の購入前に『領収書を発行できるかどうか?』聞いてくれたらいいのですが、購入後に言われた場合は、取引がキャンセルになることもあるでしょう。

出品者の取引画面の下の方にキャンセル申請ボタンがあるので、出品者はいつでもキャンセルすることができます。

購入者が領収書の発行を求めてトラブルになった場合には、『購入者都合のキャンセル』扱いでいいでしょう。

『出品者都合のキャンセル』にしてしまうと、出品者側にペナルティがつきますので注意してくださいね。

メルカリで取引キャンセルの申請や返金の方法は?ペナルティはあるの?
メルカリではいったん取引を開始すると、基本的にはキャンセルすることはできません。しかし、いろんな理由からキャンセルする場合もでてきてしまいます。そこで今回は、メルカリでキャンセル申請や返金の方法、ペナルティ・評価についても説明していきますね。

メルカリで領収書を発行するとしたら書き方は?

はじめに、民法上は、フリマアプリであっても、購入者から領収書の発行を希望されたら、出品者は領収書の発行義務があると書いたように、個人で出品している場合であっても、領収書を発行することはできます。

ただ、クレジットカードの利用明細やコンビニのレシートが領収書のかわりとなるので、出品者はサービスで領収書を発行するような形になります。

ダイソーなどの100均や文房具店に売っている領収書に手書きで書いてもいいですし、ネットで領収書のテンプレートを探して、パソコンで作ったものを印刷しても大丈夫です。

金額の欄は、メルカリの手数料込みの料金を記入し、住所・氏名・捺印すればOKです。

宛名や但し書きは、購入者に聞いてから記入しましょう。

また、売上金やポイントを使用した場合には領収書は発行できませんが、出品者は購入者がどのような方法で支払いをしたのかわからないので、前もって聞いておいた方がいいですね。

さいごに

いかがだったでしょうか?

メルカリで領収書を発行するとなるとトラブルになりますので、領収書が必要な人は実店舗にて購入して欲しいですね。

メルカリで領収書の発行を断る理由はいろいろありますが、「メルカリの規約で発行しないことになっています。」と言うのが一番いいでしょう。

プロフィール欄に『領収書は発行しません』と書いておくのもいいですね。